2012年12月22日土曜日

December 13th(Thursday) Happy Christmas.



Edmontonもクリスマスが近づくにつれて、ライトの数が増えてきている。

街中の、住宅地のいたるところで競い合うかのようにライト達が輝いている。

家には、去年偶然の出会いによって戴いたクリスマスツリーはありますが、ライトが

ないので、静かなものです。外に積もる、きめの細かいさらさらの雪が光に反射して

瞬いているのを見ていると、時間が止まったかのように静かな気持ちになります。

あの家を見つけるまでは…

先日、友人のキャサリンに「最高のクリスマスプレゼントをあげる」と言われ、何が

何だか訳のわからないまま連れて行ってもらった家がある。それを見た瞬間、私は

本当に息が止まった。隣でキャサリンが驚いた私を見て、更に喜んでいる。その夜、

私は親方を無理やり引っ張り出して、「最高のプレゼントだ」と言ってあの家に連れて

行った。寒さでややうんざりしていた親方が道路を渡った瞬間、強烈な輝きを発して

目に入り込んできたあの家に絶句した。


住宅地の中で一軒だけ異様に光っている。



さらに近づいて見てみる。


裏庭にも無数のライツ。気合がちがう。


まるでラスベガスか。

私たちが写真を撮っている間も、車を止めて、窓から写真をとっている若者にも

出会った。クリスマスのためにここまでやったなんて、びっくりとしか言えない。



たくさんの人達が興味がてらにあの家に集まってくるのが、家の主人の狙い

なのでしょうか。

隣のジョーとジョンの家を訪ねると、彼らはアフリカに支援金を送るキャンペーン

に協力する話で盛り上がっていた。「クリスマスは、一年で1番、気前が良くなって

もいい。私達の年代はもう、プレゼントを買うことはゴミを増やすだけ。だから、世界

の貧しさで苦しんでいる人たちにお金をあげることのほうが(ジョーとジョンにとって)

よっぽどいい」と話す。これからクリスマスに遊びに来る孫達も巻き込んで、募金を行

うことの意味を伝えていくそうだ。

こんなふうに考えられることができるのもきっと人生の中でいろいろな形のクリスマス

を送ってきたからなのか。そう思うと、クリスマスは他の誰かと喜びや優しさをshare

することをはじめる良いきっかけなのかもしれない。



いろいろな人の体験話を聞くことは、いつも私に「何かはじめてみよう」という勇気を

もらっている気がします。


Merry Christmas!