2012年1月26日木曜日

January 23th (Monday) edmonton blue

夕方5時ころを散歩すると、空が淡い水色からコバルトブルーに変わっていきます。







濃い青色から浮き上がって見える木の輪郭は本当にきれいです。


冬でも空はいつも青いEdmonton。青が見えるとそれだけでラッキーな気分になります。


現在のごもく親方の仕事は、Arborist(Arboはラテンで「木」の意味)。

街路樹や公園の木たちの剪定を行っています。

親方は現在見習い中ですが、マイナス15度の中も頑張って駆け回っています。


日本ではArboristという職種はないので、親方にとってもはじめての体験と発見ばかりで

話はいろいろと積もりますが、


Arboristの皆さん、いつも街の景観をまもってくれてありがとう。

2012年1月24日火曜日

January 17th (Tuesday) Northern forestry centre




ごもく親方は、富山の普通高校を卒業してから、「自然に関わる仕事がしたい」と造園の学校

へ進学。その後は造園の会社へ就職し、造園、剪定、除草、雪吊りなどなど庭に関わる仕事を

してきた。そして渾身の思いで会社とグッバイして、NZ、Canadaにワーホリ。

gardeningの自営業、雑草除去のボランティアのほかにnursery(苗木の育成)、arborist

(treeの剪定)の会社で働く。

そんな親方の最近の夢は「自然を守る人になりたい」。

自然を守る人= ???

何だろう?

そんな私たちの前にヒントをくれる人が現れた。

エドモントンのNorthern forestry centreで松のコブ病の原因を研究している木の

ドクター、平塚さん。

なんと偶然に友達のキャティーとバレーボールの試合を見に行ったときに出会いました。

平塚さんのご好意でcentreを見学させてもらうことになりました。

平塚さんは松のこぶ病とその菌を専門に研究されている方で、研究をまとめた本も数冊だして

おられます。こぶ病は日本の庭木でもある病気で親方は名前は知っていましたが詳しく知らな

かったのでいい勉強になったようです。




研究データをfilingしてある部屋に入ると、分厚いファイルの中に一枚ずつ丁寧に紙で包ん

である、松の葉を見せてもらった。このcentreで1970年から研究してきたそう。

「30年かかってやっと「わからないこと」がわかった」と話す平塚さん。

問題の解決にはまだ時間はかかると思いますが、歴史の上での偉大な足跡を残してくれたと

思います。



まさに「継続は力なり」で、自分の興味のあることにまっすぐに突き進めれば、それが誰かの

(いつかは自然にも)役に立てるのですね。



頑張ります。

2012年1月23日月曜日

January 16th (Monday) Welcome to winter in Edmonton

あー寒い。
窓ガラスに結晶化した雪がついていて、まるでカッティングガラスみたい。


本日マイナス27度。そして風が吹いて体感温度は約マイナス35度。

とradioが言っている。

ちょっとわくわくしながら外に出ると、一瞬で氷の粒子に顔を突き刺されるような痛みを

お見舞いされた。

あー恐ろしい。親方は仕事に行くが、30分後に「寒すぎる」とのことで仕事がキャンセルに

なった。とりあえず、覆面のような防寒頭巾をかぶって雪かきする。

閉じこもりにならないように、senior centreでvolunteerの仕事がないか聞きにいくと、

ほとんどの人たちが寒さを理由に欠席していたので、私たちはタイミング良く代役を務めるこ

とができた。そしてCanadianの皆さんから「welcome to Canada!」と新たな歓迎を受け

た。外は寒いけど、家の中は快適な温度だし、人に会うだけでも気持ちが明るくなります。

senior centreは私たちにとっても家から出る理由になる、素敵な居場所です。あはは。



つい先週までは雪が全く降らず、まるで春のような気温で少し心配でした。


なので、この極寒の環境も広い心で歓迎しなきゃですね。

2012年1月15日日曜日

January 14th (Saturday) Think about Japan

girlの高校時代の社会科の先生とgirlは、福島原発事故が起きたときからメールで交信して

いる。今回は先生からのメールをそのまま引用しました。でもすごく重要な情報と考え方が

含まれているので、みなさんにもぜひ知ってもらいたいと思います。

注)人それぞれ考え方や状況は違うと思いますが、これは損益も含めて公平に書かれている  と思います。

①TPP  
もともとこれは、アメリカが自国の企業の輸出拡大、自由貿易拡大のために日本に参加を求めているもので、日本のトヨタなど輸出産業も関税がなくなれば儲けやすいという理由から求めています。自由というと、良く聞こえますが、経済力の強いものの自由にする仕組みです。アメリカ・オーストラリアの安い農産物が関税なしで輸入されれば、日本の農業は壊滅的な打撃を受けるので、農協など政治的に保守的だった人達も強く反対しています。それと、関税だけでなく、「非関税障壁」という様々な「規制」も撤廃を強いられます。そうなると、残留農薬、食品添加物、遺伝子組み換え作物に関する安全規制撤廃、民間医療保険・医薬品の市場開放による国民皆保険、公的医療保険の破壊につながる恐れがあります。野田首相は財界とアメリカの顔をみているわけで、いま反対の世論は、かなり広がってきています。

②社会保障と税の一体改革 
 社会保障の改悪と消費税の引き上げを行おうとしています。政府・メディアは高齢者が増え、財源不足なので社会保障を維持するために、国民に薄く広く負担を願うといい、一部の国民は仕方がないと思わされています。しかし、富裕者や大企業にもっと負担をしてもらうこと(アメリカもしている)や、軍事費・基地予算の縮減、政党助成金廃止などメスを入れることは他にたくさんあります。消費税は収入の少ない人に負担が重い逆進性があり最悪です。なお輸出大企業は消費税を納めていません。
いま、世論調査では反対が過半数になってきています。

③原発の安全、二酸化炭素をださない、安いという「うそ」   
事故は取り返しがつかない。放射性廃棄物を安全に処分できない。発電時にあまり出さなくともウラン採掘や保管運送等で出している。揚水発電とセットでコストは高い。立地地域に金をばらまいているお金、事故補償を考えると、とてつもない金になります。いま、脱原発の世論が大きく広がっています。富山でもいろいろな市民団体が運動していますし、労働組合・政党も幅広く手を結ぶ動きもみえます。

④沖縄等への米軍基地押しつけ   
中国・北朝鮮の脅威に対する「抑止力」となり必要という宣伝がされています。沖縄県民はこぞって反対しています。軍事的対応こそが危険を招くもので、平和外交、友好関係を築くことこそが安全につながります。米軍基地は不要なものです。日米安保条約(軍事同盟。日米同盟)をなくし、日米友好条約に、という声も増えています。

girlの先生は以上の問題に、複数の市民団体の一員として、学習、講演会、署名などにかか

わっています。

⑤世界経済危機 
 今の世界は金融関係者の投機的行動によって歪められています。危機対策に国民生活を悪くする政策がとられがちですが、国民生活水準を上げることで購買力をつける必要があります。日本やアメリカの格差社会を正さないと良くならない。非正規労働者が多い現状では物は売れず景気は良くなりません。

2012年1月14日土曜日

January 13th (Friday) letters

今日、ごもく親方が家のポストをのぞいたら






girlの母からの絵葉書が届いていた。


母は父と二人でスペインに1週間の旅行に行ってきたそうで、スペインからの絵葉書が

2枚送られていた。

1枚目はガウディの建築と食べ物について書かれてあり、2枚目はトレドの世界遺産に感動

したことが書かれていた。

今まで、海外旅行をしたことがなかった2人が世界に飛び出したのは、何か新しい扉を開いた

かんじで、この絵葉書はきっとこの先も貴重な思い出になるのだろうな。


娘のgirlのほうは、年賀状ならぬ、この一年お世話になった方たち(クリスマスに会えなか

った人たちやクリスマスでさらなるお世話になった人たち)へのletter作りに没頭していま

した。



幸せな日々でスタートできるようにfour leaf clover songの歌詞と伝えきれない

くらいの感謝を添えて...。


We are looking forward to meeting you and wishing you pleace

and good health in 2012.

みなさんいつもありがとうです。

2012年1月9日月曜日

January 8th (Sunday) I love coffee.


平日、お仕事とボランティアに明け暮れるごもく組の週に1度の楽しみは、

週末のコーヒー。

お店に入ってコーヒーを買って、シートに座って、Canadianを観察する。

1杯のコーヒーに「あぁ今週もがんばったな」と幸せなひと時を感じます。

Canadaのコーヒー屋さんはTim Hortons, Starbucks, second cup,

Mc Dornald(こちらではミックダーナルドと発音されています。)

ニュージーランドのフラットホワイトやトールブラックのように独特の

メニューはありませんが、Tim Hortonsのfranch vanilla はメロメロ

に甘いです。

缶コーヒーというものがないです。その代わりにモンスターさんやロック

スターさんからエナジーコーヒーというものが売られています。

まだ怖くて試してませんが、きっと「ここぞ!!」と言うときにはお世話に

なるでしょう。


My faverite one は、Seattle's best coffee。きりりとした酸味が最高です。


今週もがんばりましょう!

2012年1月5日木曜日

January 4th (wednesday) 2012

ご挨拶が遅れましたが、あけましておめでとうございます。

(元旦に遊びに来てくれたJBとパシャリ。)


2011年はいろいろな天災が起こり、生きていることに心から感謝しました。

生かされていること、そして当たり前のように自分のまわりにある自然や人たちは

偶然ではなく、何か意味をもってつながっているんだなと、その大切さを感じました。

2012年は去年よりもいい年になりますように。

ごもく組の2人もCanadaで年越しそばとお雑煮を作って、正月を味わいました。




これまた絶妙なタイミングでそばとおもちを送ってくれたgirlの母に感謝です。

Canadaの年越しは日本ほど特別なことはしませんが、お酒を飲んでカウントダウンをしま

す。私たちも友達のロバートとコリナとpartyをしてお祝いしました。親方はお酒に飲まれて

グダグダになり、カウントダウンの際には、もう初夢を見る態勢に入っていました。


年明けは、スカッと晴れた青空で始まりました。

Riversideを散歩しながら、日本やNZにつながっているだろうと思うriverに向かってお祈り

する。

1年の始まりの日にこれからの日々をどう過ごそうか考える。旅を続けて他の国を回るか、カ

ナダでの生活を延長するか、日本に戻るか....。決断できないんです。

JBにもずっとこんな終わりのない話を相談して、最終的には「もう少し具体的なイメージを持

て!わからないことはいつでも聞いてんだよ」とJBに言われ、何かがぱっとと閃きました。

私たちが旅にでた理由は、言葉も環境も全く違う中で、前向きに挑戦していくことを続けてい

きたいから。言葉にはいまだにhandicapはありますが、こうして人から受け入れてもらえる

ことは、私たちがやりたかったことのひとつでした。なので、行き先は未定ですが、夢に向か

って進んで行こうということで、本日はおひらきにします。

みなさんもよい2012年を過ごして下さい。