2012年1月24日火曜日
January 17th (Tuesday) Northern forestry centre
ごもく親方は、富山の普通高校を卒業してから、「自然に関わる仕事がしたい」と造園の学校
へ進学。その後は造園の会社へ就職し、造園、剪定、除草、雪吊りなどなど庭に関わる仕事を
してきた。そして渾身の思いで会社とグッバイして、NZ、Canadaにワーホリ。
gardeningの自営業、雑草除去のボランティアのほかにnursery(苗木の育成)、arborist
(treeの剪定)の会社で働く。
そんな親方の最近の夢は「自然を守る人になりたい」。
自然を守る人= ???
何だろう?
そんな私たちの前にヒントをくれる人が現れた。
エドモントンのNorthern forestry centreで松のコブ病の原因を研究している木の
ドクター、平塚さん。
なんと偶然に友達のキャティーとバレーボールの試合を見に行ったときに出会いました。
平塚さんのご好意でcentreを見学させてもらうことになりました。
平塚さんは松のこぶ病とその菌を専門に研究されている方で、研究をまとめた本も数冊だして
おられます。こぶ病は日本の庭木でもある病気で親方は名前は知っていましたが詳しく知らな
かったのでいい勉強になったようです。
研究データをfilingしてある部屋に入ると、分厚いファイルの中に一枚ずつ丁寧に紙で包ん
である、松の葉を見せてもらった。このcentreで1970年から研究してきたそう。
「30年かかってやっと「わからないこと」がわかった」と話す平塚さん。
問題の解決にはまだ時間はかかると思いますが、歴史の上での偉大な足跡を残してくれたと
思います。
まさに「継続は力なり」で、自分の興味のあることにまっすぐに突き進めれば、それが誰かの
(いつかは自然にも)役に立てるのですね。
頑張ります。
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