2011年6月30日木曜日

6月26日 Canada到着 

目が覚めたら飛行機はバンクーバーあたりを飛んでいて、びっくりしました。朝食食べて、水分とったらもう着陸の態勢に。いよいよカナダ・・・ドキドキ。
小さな窓からカルガリーの景色をみたら、碁盤の目のように正方形に区切られてかわいらしい家や畑が並んでいました。

無事に着陸成功。そしてカナダの空気をはじめて味わうと、なんと無臭。ニュージーランドのときはごま油としょうゆのおいしそうな香りがしたな。

カナダは生の食べ物の持ち込みはいけないそうですが、入国審査では母が持たせてくれたとろろ昆布のおにぎりに不思議がって「何これ」といろいろ聞かれました。

どうにか私たちとおにぎりは無事に入国をパスしましたが、次はワーキングホリデーの正式なビザを作ってもらうために空港の中にあるイミグレイションへ。
ここには一般の観光客はおらず、留学生かビジネスマンみたいな人が並んでいました(わかりませんが)。
立派な紙に印刷された本物のビザを手に入れてほっとしていたら、乗り継ぎの国内線出発まで時間があまりないことに気づき、慌ててチェックインと荷物検査を済まして搭乗口へ。
慌てている私達とは、うらはらに空港のおじちゃまはどっしりとした感じで私たちを案内してくれた。通路を歩いていくと外にでて、50人乗りのプロペラ機に自分で階段を上がって乗り込む。
結局、私たちのあとから続々と乗客が乗り込んできて、予定より30分遅れてテイクオフしました。カナディアンものんびりしているのかしら。
エドモントンに到着すると肌寒くて、日本の春みたいでした。空港の写真はないですが、ドーナツ屋さんと子供が遊ぶアスレチック(マクドナルドの外によくあるようなやつ)がありました。

知らない国にきちゃったというドキドキがありましたが、シャトルバスにのってホテルのあるダウンタウンへ。農村の中をバスで走る。うとうとと寝てしまい、気づいたら知らないお姉ちゃんが私の体を支えてくれていて、ほんとうに申し訳ないです。

ホテルについてから、富山に住む香港人の友達の叔父さんが近くに住んでいるとのことでさっそく挨拶にいきました。ダウンタウンは大きなビルが多くて、緑が少なく、なんだか忙しそうな印象です。もう少しはなれて見てみたらよく見えるのかも。




叔父さんのコンドミニアム(日本ではアパート)の玄関に着くとインターフォンでさっそく英語で自己紹介。いきなりの知らない日本人カップルの訪問にびっくりされたのか「知らん」といわれ、電話を切られてしまいました。確かにそうだなと納得しつつも、どうしようかと途方にくれていたら、カナディアンお姉ちゃんが自転車で来て、ブレーキを直してくれと言ってきたので、洋君が見てあげてました。直って満足そうに帰っていくお姉ちゃん、私達も気持ちが落ち着いて、もう一度トライ。
インターフォンから自分たちのことを丁寧にひとつずつ説明する。すると「わかった」といって電話がまた切れる。やっぱり怪しい日本人と思われたのかなと脱力していたら、叔父さんが玄関まで降りてきてくれて、私達を部屋の中に招いてくれました。
 ルーク叔父さんは私達が玄関にある防犯カメラの死角に立っていたので、何者かわからず怖かったそうでした。怖がらせてごめんなさい。ルーク叔父さんと奥さんのベティは私達にラーメンを作ってくれて、これからカナダで何をしたいのか丁寧に聞いてくれました。

ルーク叔父さんも私達も英語には自信がないとのことで、ベティが日本語が解る兄に国際電話をかけてくれたり、ルーク叔父さんは明日も会おうと約束してくれ、この二人の暖かさと優しさにほっとして、本当にうれしかったです。

カナダに行ったら仕事をみつけて、自転車にも乗ろうと漠然と考えていたのは甘かったですが、ここまでたどり着くまでいろいろな人と縁があり、助けてもらいました。
私たちもしっかりしなきゃ。

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