朝からぽかぽかの暖かい日がでていて、思わず布団一式を外に出して天日干しする。
私たちのneighbourのドイツ人の夫婦が庭木の水やりをしていたので、挨拶すると
「今日は異常に暖かい」という天気の話になる。
通常は5月中旬まで雪が残っていてこそエドモントンの気候らしいそうだが、1ヶ月も早く
春が来るのは一体、何の前兆なのだろうか...。それでもこうして外に出て庭仕事が
できるのはありがたい。気持ちも体も軽くなる。
自転車に乗って、川沿いの公園を散策。久しぶりのチャリでしたが、川沿いでバーベーキューを
している家族を見た途端、急にお腹がすいて家まで引き返す。それでもenjoyしました。
夕方から家の近くにあるメトロシアターという小さな映画館に映画を見に行く。
昔、富山市中央通りにあった、「松竹」の映画館を思い出させるレトロな雰囲気と1日に2本しか
上映しないという、何ともスローライフ。
私たちが見たのは、「BARAKA」。言葉や解説は一切なく、その映画が見せてくれたのは、
世界24カ国の自然と人々の現実の風景。
その映画からは、静かで雄大な大地の恵みを感じるときもあれば、過酷な環境での生活を
送る人々を強く、たくましく映し出しているように感じます。
一見、世界の不平等について考えさせられる内容でしたが、私が衝撃を受けたのは、彼らの
多種多様の個性と才能から「彼らが私たちを助け、私たちも彼らを助けることができる」という
相互理解につながるメッセージを感じました。
映画が終わると、先行上映でもないのに客席から歓声と拍手が沸きあがっていました。
皆さん何かをこの映画に賞をあげたい気持ちになったのかもしれないです。
もちろん、私はオカデミー賞にノミネートしちゃいました。
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