2012年7月26日木曜日

July 22nd (Sunday) The weed busters



日曜の晴れた日、私たちはエドモントンから車で30分のGlory Hillまで

Edmonton nature clubの皆さんとドライブ。

誰も立ち入らない手付かずのトレイルを歩く。スコップとクリッパーを持って。



黄色い花のヨモギギクを確認すると、私たちはクリッパーで花を

切り落とし、スコップで根っこから抜き取る。

weed(雑草)退治のボランティアに参加してきました。


そもそも、このヨモギギクはイギリスから渡ってきたもので、カナダには

本来存在しなかった。が、今ではすっかり腰を下ろし、カナダのネイティブ

の植物のための居場所をtake over(取り上げ)してしまった。

日本でもそこら中に咲いている黄色い花(私はキリン草と呼んでいますが)

も帰化植物の一部ですね。


ヨモギギクをひたすら抜く。しかし切りがなく、ついにごみ袋を使い果たして

本日は終了。ヨモギギクで満タンになったゴミ袋30個。

汗だくになりながら、みんなで頑張りました。


空腹になりながら、帰り道のトレイルを歩くと道の両側に野生のラズベリー

の木が生えている。しかもこのラズベリーブッシュはトレイルの終わりまで

続き、「なんて便利なんだ」と思いながら、休むことなく実を食べて、

帰りました。


お隣のジョアンが私たちにお花をくれました。紫色のbell flower、

可憐で可愛らしいです。



ところが、これも雑草で、見た目とは裏腹に根はまるでしょうがの

ように太く、除草剤でも消滅できない頑固な草です。

庭好きの方には、迷惑な雑草ですが、こうして花瓶に入れて

眺めると心癒されるものもあります。そして、彼らも決して

望んで「雑草」と呼ばれるようになったのではなく、ただ自由に

花を咲かしていきたいのだ、と想像にふけるgirl。


人も海を渡り、流れ動くように植物の世界はもっと繊細で変化する

もの。そんな命あるものを大切にしていきたいと思いながら、

雑草への思いと葛藤は終わりなく続くのだろう。















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