2011年9月15日木曜日

August 27th ( Saturday )   Be a Time Traveller! Fort Edmonton Park.

Edmontonには昔の町並みと文化を再現した施設がある。その名もFort Edmonton Park。

今回、この施設でイベントがあったのでvolunteerで参加してきました。





施設の中に入ると、入り口から順番に1920年、1905年、1885年を再現したストリートが

あり、1905年までは路面電車が走っているが、1885年の道に入ると馬に変わっている。

家もだんだん小さくなっていく。さらに奥に進むとインディアンの家としておなじみの三

角のテント(Tee Pee)やネイティブの方たちが干物にしたバッファローの肉を食べさせて

くれる。ほおばるとビーフジャーキーのような味だが、噛むほどに独特の歯ごたえと香り

があっておいしい。









今回のイベントは100年ほど前に使っていた農道具やクラフトを紹介するもので、私と韓

国出身のアレキシアは農道具のブースで一緒にお手伝いをした。

丸太をカットしていく機械と木材を割る機械を見せてもらったが、ドドドドドと大きな音に

ちょっとこわくて近づけない。




おじさんが丸太をカットしはじめたが、途中で機械から煙があがり、中断。

危険とのことで、私たちは他のブースを回る。

手作りbutter makingでは、ビンに塩とホイップクリームを入れて蓋をして20分間シェイ

クする。するとトロミがでてフレッシュバターの出来上がり。ピュアな味でおいしい。



Wheat weaving(麦編み)では、麦の芯を使って三編みをして、ハートのかたちのブローチの

作り方を教えてもらった。昔、農家の女の子が男の子にプレゼントしていた習慣があった

そう。麦の穂の部分がとてもかわいいです。




そして最後はsteam trainに乗って、Fort Edmonton Parkを一周する。車内はとても暑い

ですが、窓から手を出すと風がきもちいい。ポッポーという煙を吐く音をきくと、まるで映画

「少年時代」を思い出します。

いろいろ回ることができて楽しい時間をすごせました。気分はまるでタイムトラベラーで

す。

最後に森の中に入ると、小さなテントの集団に出会いました。昔風の衣装を身に着けて、

火をおこして、ダックを焼いているおじさんたち。話をきくと趣味でキャンプをしている

とのこと。アンティークを感じる小さなテントとベット、ウールの小物がかわいい。







Edmontonの変遷を知ることができるFort Edmonton Park。ぜひお勧めです。


その後、ジョアンの友達のメラニーにFort Edmonton Park にいってきたことを話すと、

メラニーは私にEdmontonの昔話をしてくれた。

Edmontonはかつて第二次世界大戦中に飛行場を米軍への物資輸送の中継地点や訓練場と

して使われ、とても忙しい町だったとのこと。 Edmontonのいい時代も悲しい時代も

知っているメラニーは「私たちシニアは生きるmuseumだ」と冗談をいう。

シニアはまさに知の宝庫。様々な時代を知るシニアと好奇心と想像力があれば、いつでも

タイムトラベラーになれる気がしました。

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