Canadaのschoolは9月から新学年が始まります。8月末から9月にかけて、私たちの家の
まわりにも大学生がたくさん引越してきました。
週末は庭でパーティ、とてもにぎやかです。
夜もひっそりとしていた道は今では、学校帰りの学生やランニング、ウォーキングを
している人で活気を感じます。
9月は、物事のはじまりの節目のイメージ。
私たちも何かが突然、ぱーんとはじけたかのように、9月に入ってから仕事の依頼が増え、
平日・週末関係なく、働かせていただいてます。
お隣のジョアンはセミナーに通いはじめ、ジョーはSenior centreの卓球クラブに復帰し
ました。
慌しいけど、好きな仕事は私にとっては、たのしい時間です。
そんなある日、ジョアンから2番目の息子デイルの家にPicnicに行こうとお誘いをうけ
ました。デイルはEdmontonから車で45分ほど離れた、カムローズという町の近くに住ん
でいる。庭にはニワトリ小屋があったり、1時間ほどのウォーキングトレイルがあるとのこ
とで、ジョアンは「forest」と呼んでいる。 とても興奮しているジョアンに私もどんな
ところなのかexciting。
ジョアンの車でドライブ。7月に通った道沿いの黄色いキャノーラ畑はもう茶色に変わって
いた。
Farmに囲まれたのどかな道をはしる。ジョアンは「つい3~4年まえはEdmontonのほとん
どがこんな風景だった」と話す。発展がすすみ、住宅地やショッピングセンター、ホテル
が建設されていくEdmonton。
アスファルトの道から舗装されていない道を走り、林の中を進むと、大きな広場にたどり
ついた。デイルの子供たちと奥さんが迎えてくれた。
私たちがいままで見たこともない森の中の家。スローな雰囲気が流れている。
奥さんがmoose(ヘラジカ)の肉を煮込んだものをお昼ご飯に作ってくれた。
青空の下でみんなで頂く。はじめてのmooseの味はとても美味しかった。さっぱりしてい
て、歯ごたえがあって、食感は牛でもない、鳥でもない、例えるなら魚。
ジョアンが昨夜に夜更かしして作ったapple crispyもデザートに頂いた。美味しい。
食後はウォーキングトレイルへ散歩にいく。スコップとバケツをもって森に入るジョアン
とデイル。実はジョアンの隠れた目的は、森の中にある上質のcompost soil(腐葉土)を取
りにいくことで、来春のgardeningに使うそう。
それであんなに興奮していたのね。
森に入ると鳥の鳴き声もしない静かな空間。デイルの息子のエードリンが道案内してくれ
る。大きな溝が道を横切ってあり、小さな橋が架かっている。川が流れていたのかなとお
もったが、エードリンによると野生のビーバーが掘っていった道だと話す。野生のビーバ
ーは野豚並みにでかいそう。冬になったらこのトレイルでは鹿やmooseにも出会えるそう。
ちょっとスリリングだけど、出会ってみたい。
ジョアンが天然のクランベリーtreeやサスカトゥーン・ベリーtreeを見つけ、ベリーの食
べ方を教えてくれる。すっぱくてグミのような味。でも美味しい。
ベリーを食べながら歩く。Up-downを繰り返す道、デイルによるとこのforestは氷河時代
から氷河が溶始めたと同時に地形が侵食されて、独特な凸凹道になったそう。秘密の歴史
的スポットと得意げに話すデイルは、ちょっとジョアンに似ていると感じた。
美しい青空。静かな森の中を自分のペースで歩く。気分がすっきりして、リラックスでき
ました。
ありがとう、ジョアン、デイル夫妻と子供たち。
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