今回訪れたKamloops(カムループス) について、簡単にご紹介したいと思います。
その街は、カルガリーとバンクバーの間にある谷に位置し、カルガリーからは車で
7時間、バンクーバーからは3時間半で行けます。
山に囲まれた街の中央に流れる大きな川、森の入り口には静かな湖があり、
のんびりとした穏やかな雰囲気が漂っている。
そして何よりも驚いたのは、風がなく、気温も暖かい。私たちが滞在した3日間は雨
もなく22度前後をキープしてくれた。少し乾燥気味のように思えたが、マウンテン
バイクを目的に来た私たちにとってはまさに、ベストなコンディション!!。
マウンテンバイク、フライフィッシィング、バードウオッチングと、思いっきり自然に触
れ合える素敵なところです。というところで、私たちの旅の話に入ります。
初日はkamloopsの街が管理しているダウンヒルコースへ。親方は長年の相棒で
あるblack marketのMTBを持参。ジェフとマーティンも愛車のダウンヒルバイク(サス
ペンションがかなり上質でまるでカウチに座っているかのようでした)。
bikelessのgirlは、ジェフのセカンドバイクを貸していただく。
「SPECILAIZE」のバイク。サイズは私には少し大きめですが、フラットなところで少し
乗って感覚を試してみる。そんな中、ダウンヒルに早く行きたくて待ちきれない
Canadianguys(ジェフ&マーティン)は、私と親方を車に乗せて丘の頂上まで連れて
いく。
「Easy!」とguysたちが口をそろえて言う、そのコースは、幅が大きく、スラロームも
ゆったりしている。が、ほっとしたのも束の間で、カーブを曲がったところで段差に
つまづき、大きく転倒。怪我はなかったが、恐怖心が一気に湧き上がり、足が震え
だす。坂がとてもsteepに見えて、ペダルを漕ぎ出そうにもなかなか前に出せず、
立ち往生。結局、自転車を押して、歩いて安心できるところまで降りる。
コースの途中で待っていてくれたマーティンと親方。転倒したことを笑いながら
伝えるとびっくりしていた。「転んでもそんなに笑顔でいられるなんて、なんてタフな
girlなんだ」と真顔でいうマーティンの言葉が、不思議と私をリラックスさせてくれた。
坂を下り終えた後、再び丘を登って同じコースに行くことになったが、親方が要所ご
とに下り方を教えてくれ、そのお陰で最後まで自転車から降りることなく、乗り切るこ
とができました。
これまであまり馴染みのなかったダウンヒルでしたが、皆さんのお陰で乗る楽しさ
を体験することができました。私はCanadianguysが乗る前と乗り終わった後に
みんなでHi five(ハイタッチ)しながら声を掛け合うのが、なんだか心地よくて
気に入っています。親方も久しぶりのダウンヒルに心の熱が蘇り、満足していた
ようでした。
しかし、その後の私たちにはさらに見たことのないリアルダウンヒルの世界が
待っていたのは、Canadianguys以外に知るよしもなかったのでした。
次回につづく。
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