2012年10月18日木曜日

October 7th ( Sunday ) Kamloops biking trip -part3

リアルダウンヒルの世界に連れて行ってもらう前夜、私たちはリアルカナディアン

フードのレストランに連れて行かれた。



今回の遠征は3食ともファーストフード店で簡単に済ませていたが、普段外食を

しない親方とgirlにとっては、break fastメニューやlunchのスペシャルなど知ること

ができて、新鮮でした。

ジェフとマーティンが連れて行ってくれたのは、ブリティッシュコロンビア州で展開

されているチェーン店である「White spot」というレストラン。その特徴は、店内に

ブリティッシュコロンビアの名所や絶景といわれる写真がいたるところに飾って

あり、郷土愛のアピールが強い。Canadianguysの主食はもちろん、ハンバーガー。

そして「プティーン」というフレンチフライにチーズをかけたものを注文していた。

見た目にこってりしているこのプティーンが大好物なマーティン。

そんな彼はデート中に「お寿司が食べたい」というマーティンの彼女の願いも聞か

ず、1人でプティーン専門店に食べに行ったというくらいプティーンに盲目。私たち

もお裾分けを戴きましたが、ポテトに絡みつくチーズはとてもリッチで一口で満足

できました。もし私がそのデートにいたなら迷わずお寿司に軍配を上げるでしょう。

4人のお気に入りになったのは、「メープルビール」というメープルシロップのほのか

な香りがついたすっきりとした後味のビール。甘くはないが、やわらかい苦味のある

このビールはこの店の1番のお勧めではないかと思った。




さてさて、朝が来て、支度をしてダウンヒルトレイルがある場所まで車で行く。昨日と

違い、今回のトレイルは小高い山の上の住宅地の裏にある雑木林の中からスタート

する。あまりpublicな感じがしないですが、私たちの他にもダウンヒルに来た御一行

もおり、結構有名なのかもしれない。ジェフと親方とgirlの3人でトライする。が、入り

口からさっそくsteep。どうしようもできず、歩いて下るgirl。ジェフと親方はスピードに

乗って、すいすいと前に行く。林の中へ入ると静かで大きな松林の中に1本の細いシ

ングルトラックがある。girlには景色を楽しむ余裕はなく、地面からの振動で震えるハ

ンドルを抑えるのに必死だった。「サスペンション頑張れ」と唱える中、不意にトレイ

ルの先にドロップゾーンがあることを知らずに、転落。着地と同時にバランスを崩し

て、わからない間に自転車は林の中へ、girlは地面に叩きつけられた。起き上がり、

失踪した自転車を探しに林に入り、どこもベンドがないことを確認する。girlはフルフ

ェイスの上にゴーグルもつけていたので、頭は顔は大丈夫でしたが、探しに来た親

方に私のTシャツが破けていると言われ、Tシャツ2枚突き破って腹部から出血してい

るのに気づいた。幸い、surfaceだけの外傷でしたが、呼吸が整うまでジェフと親方が

冗談を言い合って、空気を和ませてくれました。笑うことは本当に気持ちを落ち着か

せてくれます。


ジェフは「ここは誰にとってもadvancedなトレイルだけど、今日急いで不安なことに

pushするよりも明日があると思って楽しく乗るほうが大事だ」と時にはまともなこと

も言った。girlも初心者で一生懸命ついていこうと必死になっていたが、周りを見る

ことや自分を守ることを忘れていた。

その後もsteepな道は続いたが、自分の速度で何とか出口までたどり着くことができ

ました。下で待っていてくれたマーティンも怪我に驚いていましたが、Hifive(ハイタッ

チ)して気分を一新。


昼食後は、彼らがとても好きなダウンヒルトレイルに行く。前回よりもさらに山を上

る。アスファルトから土の地面に変わり、牧場を突き進んで、さらに上へ進む。



Kamloopsの街を一望できる標高までたどり着き、girlは無我夢中で景色の写真をと

る。親方は、帰りの運転をマーティンに代わって行うことになり、ややナーヴァス。


行きは順調でしたが、帰りはまさに車でのダウンヒルというのでしょうか、steepな林道

をエンジンブレーキを使いながら慎重に下っていく。ジェフとマーティンが待っている

出口に着いたころには彼らは既に到着して地面でくつろいでいた。親方とgirlはこの

トレイルには結局トライしませんでしたが、彼らの感想では私たちが走ったコースをさ

らに長くしたものだと言っていました。そしてKamloopsのダウンヒルトレイルにはさら

に超上級者用のものがあるとのことで、後に親方が体験することに。



日が暮れる前の最後の1本は、親方とマーティンとgirlで午前中に走った(girlがクラ

ッシュした)トレイルに行く。ジェフがタイヤとサスペンションの空気圧を調節してくれ

たお陰か、前回に比べて振動も少なく快適に走れたのはびっくりでした。こういう基

本的なお手入れが命運を分けるのですねと1人しみじみ感じるgirl。そんな傍ら、親

方とマーティンは、トレイルにあるバームやジャンプで遊び、最後はすっきりした笑顔

で山を降りた3人。今日も精一杯、自転車を楽しんだ私たちは例のごとくリアルカナデ

ィアンレストランでお酒を飲んだ。


明日は、ダートジャンプコースへ。親方の夢がついに実現するかも。

次回につづく。










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