2011年11月20日日曜日

October 17th (Monday) the car accident part2

「あぁ なんでこんなことになっちゃったんだろう」。

ぽかぽかした日差しと青空の下で、助けてくれたおじさんたちに

囲まれて座っている私。

車に引かれたが、幸いに肩から地面に落ちたので、頭痛はないし、

体は痛くない。

ただ自転車に挟まれた左足首とサドルの先っぽが思いっきり直撃した

お尻に独特の痛みがあった。

「私は幸いにどこも怪我はない」とほっとした。

救急隊が来て、私に「痛みはあるか?」と聞いてきたが、「ない」と答えたにも

関わらず、「just in case」といって、私の首にでっかいネックカラーを巻いてきた。

サイズが全く合っておらず、ネックだけではなく、私の顎まで巻き込んで、口があけれない。

確実に間違っている気がする。

そのまま、寝かされて、担架で運ばれた。「首は痛くない」と言うのに、何故か首にやたら

固執する救急隊は、私の頭が動かないように粘着テープで頭と担架をぐるぐるに巻いた。

「やめてぇえ」となんだかはずかしめをうけたような気持ち。

救急車にのって、Emergencyにたどり着いて、いよいよ解放されるのかと思いきや、そこは

たくさんの救急患者でいっぱいで待たなければいけなかった。

じつは、担架のマットはただのスチールで硬くて痛い。そしてさらに頭をテープで押さえつけ

られているので、後頭部が扁平に矯正されている感じがした。

15分待って、救急隊に「頭が痛い。はずして」と頼んだが、「気持ちはわかるが、NO」と言

われた。

さらに30分待って、誰も来ない。トイレに行きたくなった。頭が痛いし、身動きもとれず、

気持ち悪くなってくる。これで、仮に首が折れている患者をこんなに待たせたら「医療ミス

だ」と忍耐の頂点に達した、ごもくgirlは、体を左右に動かし、肩と足を固定していたロー

プを緩めて脱出を試みた。

左手がロープから抜けたので、頭の粘着テープを必死にはがす。

ビチビチビチ、、、「痛ーい」。毛が剥きとられる。泣きそう。


そんなことをしていたらようやく、看護師がきて私を運んでくれた。

医者が来て、ネックカラーをはずしてくれて脊髄を触診して「何もない」と言われ、あっけな

く診察が終わった。

左足首は一応、X-rayをとったが何も異常はなかった。

そして最後は自分で歩いて病院から帰った。「あの拷問のような時間はなんだったのか」。

運が良かったのか、悪かったのかと繰り返し考える。まあ生きていたんだからラッキーという

ことにしておこう。

自転車を消防署までpick upして、消防士のおじさんに災難話を聞いてもらって、とぼとぼと

家まで帰る。これから、事故処理の仕事が待っている。

どうなるかわからないが、つづく。

2 件のコメント:

  1. 災難でしたね〜
    とりあえず怪我は無かったみたいでよかったです!

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  2. >Kouseiさん
    ありがとう。ほんまに感謝です。
    そちらも合格おめでとう。がんばったね!!

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