2012年8月28日火曜日

August 25th (Saturday) Drumheller trip

 
残暑見舞い申し上げます。

 
 

今回、私達がお世話になっているEnglish教室が主催するバス小旅行に参加させて

いただきました。

行き先はDrumheller(ドラムへラー)。

Edmontonからバスで5時間(休憩を含めて)もかかるので、朝6時半から出発すること

に。


朝5時56分から57分に変わろうとする瞬間。

集合場所まで地下鉄にのっていくのですが、朝晩すっかり寒くなりました。

高速バスに乗りこんで、ウトウトと眠りに落ちた後、目覚めると窓の外には、



Farm、Farm、Farm。

山も川もない、緑と金色の大麦畑が続いている。高速道路からは家も何も見えない

ので、一体が誰がこんなところまで世話しに来るのかと不思議に思いながら、まるで

水平線のように見える大麦畑を眺める。


Red Deerという街で休憩を挟んで、さらに1時間半近く走ったところに、

大きなキャニオンがありました。その名もhorse shoe canyon。風が強く、

ピューピューと鳴く音はなんだかカウボーイ映画に出てきそうだな。



さらにキャニオンに囲まれた街に入っていくと、目的地のドラムへラーに到着。

かつて川の底であったこの土地は、侵食とともにたくさんの化石が発掘されたり、

何層にも重なったキャニオンが出来上がった。


そして、発掘といえば、恐竜伝説。ドラムへラーの観光名所であるRoyal Tyrrell

Museumでは恐竜や昆虫のfossils(化石)を紹介している。

知らなかったのですが、Edmontonで発見されたエドモントザウルスというのが

いたことにびっくりしました。

 
 
 
頭はでかく、尻尾が長く、背は人より少し大きめのこの恐竜はなんだか親近感を感じ

ます。Museumのマークにもなっています。


Museumを後にして、キャニオン沿いを走ると、大きなブナシメジ達を発見。



侵食によって起きた、なだれるような不思議な形のキャニオンにみんな興味津々で

登ってゆく。といっても中盤からはクライミング並みに垂直に近くなる。親方は頂上ま

でらくらくとクリア。


後を追うgirlは、時間切れ。


別れを惜しみながら、バスに戻る。

移動時間は長かったにも関わらず、充実した旅行ができました。ドライバーの

おじさんとリーダーのマイケルとカレンの仕事に感謝です。

蛇足ですが、親方はカレンからこの日の1番の感想を聞かれたとき、「夕食に戴い

た、Tofurky(ベジタリアンの方のために豆腐で作ったターキーの切り身に似せたも

の)が最高でした」と答えていた。親方は別にベジタリアンではないが、そこまで

してターキーを食べたいのかという発想にユーモアを感じたそう。

恐竜時代には、草食性(herbivore)か肉食性(carnivore)、雑食性(omnivore)とはっ

きり好みが分かれていたのに比べて、現代はまるで偏食の文化というか、好みが複

雑で注文の多い世界になったもんだなぁ、とすこし切なくなりました。




まだまだ新発見のドラムへラー旅行記は尽きないのですが、ちょっと蛇足が長すぎ

たので、この辺で締めさせていただきます。

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