2011年7月30日土曜日

7月28日(Thursday) Canadian Cooking

前にちょこっと紹介しましたが、私たちは最近Senior centreの喫茶店でVolunteerをして

いる。この日はスーパーヴァイザー的な存在の職員のエステルが、私に「キッチンでの調

理の仕事も手伝ってもらえないか」と提案してきた。

料理には興味があるので、このチャンスは私にとって、とてもうれしかった。






Strathconaという場所にあるSenior centre。






ごもく組の親方はウエイター、そして私はいつもよりはやく出勤して、先輩Volunteerの

メリーとエヴァとステファニィーに教わりながら、野菜をきる。

メリーも私にCanadian cookingを教えてあげるといってくれ、わくわくと期待していた。


客層の約80%はシニアで、メニューも日替わりのサンドイッチやサラダ、スープ、デザ

ートとチョイスは少ない。


メリーの指示を聞きながらデザートのRhubarbe Crumble(ルバーブ クランブル)を作

る。ルバーブは日本では馴染みはないですが、茎系の野菜で独特の赤い色や酸味がとても

強い。私はニュージーランドで初めてルバーブを甘く煮たスープを食べて、酸味のとりこ

になってしまった。




細かく切ったルバーブの上にクランベリー酒、レモン汁、シナモン、タピオカの顆粒を入

れた後、マグカップすりきれ分の砂糖を入れろとの指示が。まるでスキー場のパウダースノー

のようにルバーブに積もった砂糖をみて、軽く胸やけがした。

手で混ぜる。じゃりじゃりと砂糖が絡みついて甘そう。


そして次のステップに、メリーが小麦粉とベーキングパウダーと大量の溶かしバターを混

ぜた、やわらかめなクッキーの生地のようなものを作った。私はこれをスキー場の上に薄

く乗せていく。


オーブンで表面をさくさくな感じになるように焼く。

仕上げに雪だるまのようなずんぐりむっくりとしたたっぷりの生クリームをのせて、デザ

ートの完成。


デザートだけでお腹いっぱいになりそうです。


ごもく親方がシニア達からオーダーを取ってきてくれた。

本日のサンドイッチをステファニーと作る。ライ麦パンのトーストにマーガリンを厚塗り、

分厚いベーコンとチーズを間に挟んで出来上がり。


シニアに果たして食べられるのかと心配になったが、ぺろりと食べる78歳のマダムは、

「ベーコンとチーズが多いのがCanada styleだ」と話す。

いくつになっても美味しいものは食べたいし、食べなれたものは恋しいものなのかな。


そして、喫茶店に集まるシニアはみんなきれいな洋服を着ていて、おしゃれ心を感じます。


キッチンとホールの掃除をして、お土産にメリーと作ったルバーブクランブルを持って帰

る。

帰り道にジョーとジョアンの家に寄ると、ジョアンが今からCanadian cookingを作るから教

えてあげると言う。

偶然に1日に2回もCanadian cookingを習えるなんて、とてもラッキーだと思った。


ジョアンが車のトランクを開けると大量のルバーブが積んであった。

「まさか・・」


「今日はルバーブを使って、Canadian クランブルを教えてあげるよ」とノリノリのジョア

ン。

ついさっき作ったとは言えず、本日、2回目の復習をすることができました。あはは・・。

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